結論から言うと、HMBは”筋肉をつけたい!”や”腹筋をバキバキにしたい!”という方には必要がないサプリメントになります
逆にどのような人に、HMBが効果があるのかというと
高齢者の方や減量中で筋肉を落としたくない人にはおススメのサプリメントです
- なぜHMBは必要ないのか
- HMBとはなにか
なぜHMBは必要ないのか
HMBは”筋肉をつけたい”や”腹筋をバキバキにしたい”という方には不要なサプリメントになっています
HMBの効果でいわれているのが
これらの効果が期待できるといっている論文は数少なく、むしろ効果がないという論文が多いです
ではなぜよくYoutubeやInstagramなどの広告で見かけるのでしょうか?
なぜHMBがいいといわれているのか
最近このような広告をYoutubeやInstagramなどで見ないでしょうか?
”飲むだけで腹筋バキバキ!” ”HMBはプロテインの20倍の効果!”といったものです
これついて解説します
HMBを飲むだけで腹筋バキバキ!
ありえません。
HMBには脂肪減少効果があると書きましたが、あらゆる論文でこのような効果が見られないことが分かっています
極度の肥満の方などには一定の効果があるということですが、HMBに頼るよりも自信で運動と食事制限を行うのが痩せるのに1番の近道となっています
HMBの効果がプロテインの20倍!
こちらは本当ですが1つ注意!
プロテイン20杯分の効果!とますがそれは、ロイシンの代謝物であるHMBと呼ばれる成分の量がプロテインの20倍ということです
ロイシンの効果としては,
筋トレで必須!BCAAの働きとおすすめの摂り方という記事でも紹介していますが、
- インスリンが分泌促進
- 筋肉分解抑制・筋肉合成促進
というようなものです
効果だけを見ると

と考える人もいると思いますが
筋肉はロイシンだけでは筋肉はつきません
筋肉をつけるのには、筋トレと成長に必要な栄養がまんべんなく摂れていることが大前提
HMBにはプロテインよりもロイシンがたくさん含まれていますがそれ以外の成分は0
プロテインを飲んだ方がいいでしょう
のでよくyoutubeやinstagramの広告で出るこれを飲むだけで痩せる!腹筋バキバキ!というのは
ウソということになります
HMBとは
HMBの正式名称はβヒドロキシβメチル酪酸になります
HMBとは必須アミノ酸のロイシンの代謝物のことです。つまりは
ロイシン→HMB(ロイシンが分解されてHMBになる)ということになります
HMBのサプリメントとはこのロイシンを体内で分解する工程を省き効率よく吸収できるようにしたサプリメントです
HMBの摂取量目安
HMBの1日の摂取量の目安は1日3gです
この3gは出来るだけ1度で摂取するのではなく、数回に分けてとるのが効率よく体に吸収されるのでおススメです
HMBの摂取タイミングとしては
・筋トレの1時間前
・筋トレ後
〇筋トレしない日
・こまめに3gを摂る
がHMBの摂取方法になります
飲み方は、錠剤(or 粉)をそのまま水で飲むかプロテインに混ぜて飲むといいです
HMBまとめ
〇HMBはこういう人はいらない!
・筋肉をつけたい
・腹筋をバキバキにしたい
〇こういう人にはおすすめ
・高齢者
・減量中で筋肉を落としたくない人
HMBには必要・不要論がたくさんありますが最後に決めるのは自分自身です
1度試してみて効果があったかなかったかを試してみるのもいいかと考えます

この記事が参考になれば幸いです!